中学生・中学生の保護者の皆様へ「保護者から見た総社高校」

※平成26年9月13日(土)中学生・中学生の保護者を対象とした学校説明会にて、本校3年保護者(PTA役員藤井祥子さん)からお話いただいた内容をご紹介します。

  私の息子は高校3年生に在学しています。息子が中学3年夏の個人懇談の時に「ハンドボールがしたいから総社高校に行きたい。」と言いました。息子は勉強が好きか嫌いかと問われると嫌いな子でした。普通科は高校卒業後の進学を見据え、自分の夢の実現に向けて全ての教科をオールマイティーに学ぶ科ですので、私は息子が挫折するのではないかと心配をしましたが、息子の意志が強いことから応援することにしました。
 有り難く合格でき、勉強と部活動の両立に向けた生活が始まりました。普通科ですから当然中学とは違って勉強量が増え、さらに部活動の練習量や内容も濃く、本人が想像する以上に両立は厳しかったようです。
 高校1年生の夏の個人懇談で、担任の先生から「どうして総社高校を希望したんだ?」と尋ねられました。私は勉強嫌いな息子がどうして総社高校を希望したのかと問われていると思い、顔が上げられませんでした。「将来の夢の実現に向けて総社高校で学びたいと思って」と答えると思っていたら、息子が「部活がしたいから」と正直に言うものですから、ますます顔が上がらなくなりました。すると担任の先生が「じゃあ、今は1年生で難しいかもしれないけれど、3年生になったら試合に出られるように頑張れ。先生は3年になった時の試合に応援に行くから、藤井は頑張ったんじゃなというプレーを見せてくれよ。そのためには勉強も頑張らんといけん。文武両道ができるように努力するのも自分、怠けるのも自分。3年生になってどんな姿を見せてくれるか先生は楽しみだ。」とおっしゃいました。私はその言葉を聞いて「えっ!普通科の先生が勉強、勉強と言わなくてもいいの?」という驚きと、先生の指導方法に感動を覚えて懇談を終えました。息子も「勉強、勉強と言われるかと思った。だけど勉強も頑張らんといけんな。」とつぶやいたのを覚えています。3年生になりインターハイの出場を決める試合に本当にその先生は応援に来てくださり、「よく頑張っていましたね。」と声をかけてくださいました。正直、先生が来てくださるとは思っていなかったので、本当にうれしく、たくさんいる生徒の一人である息子との約束を守ってくださった先生に感謝するとともに、いい先生に出会えて息子は幸せだなあと感じました。
 また、息子が2年生の時に進路について悩み親子で話をするのですが、話し合いの最後はけんかで終わるというパターンの繰り返しで、何も解決できない毎日でした。ある日、息子が「先生から自分の今の成績で志望校を決めんでもええと言われた。もう少し頑張って上の大学を志望校にするわ。」と言った顔が、何か刺さったものが抜けたかのようでした。私も久しぶりに笑顔で「母さんも応援するからね。」と言いました。“さすが先生”とその時には感謝の気持ちでいっぱいになりました。先ほど、先生が全員の生徒と年間7回の個人懇談をされていると伺い、あの時の出来事は個人懇談での先生のアドバイスを受けてのことだったのかなと思い、一人一人の生徒を大切にしてくださっていることがわかりました。
 あと半年で卒業を迎えるのですが、最初の不安や悩みを一つ一つ解決していくことで、親自身も成長させてもらったなと感じています。また、息子は部活動が厳しくクタクタで帰宅してやっと夕食をとって一息つくと「さあ、やってくるか。」と自分の部屋に向かいます。怠けようと思えば怠けられる。その思いにふたをして勉強に取り組もうとするのは、共に支え合える仲間がいるからだと思います。「あいつ、もう数学のワークできたって言ってた。俺も頑張るか。」という言葉をよく耳にします。共に支え合い、競争し合える仲間の存在と子どもの心に響く声かけをしてくださる先生の存在があるから、今日まで勉強と部活動の両立ができたのかなと思っています。
 また、この中には、家政科を志願されている方もいらっしゃると思いますので、家政科のお母さんから伺った話を少し紹介します。学校で学んだことを組み合わせて家でも料理をしてくれ、基本ができているのでお母さんの方が勉強になるそうです。また、検定や試験が多く、自分自身で計画を立てて取り組まないといけないのですごく大変そうですが、そういう取組の過程がよいそうです。浴衣やジャケット、ドレスを製作することは自分との戦いで大変ですが完成したときの達成感は大きく、親も感動されるそうです。総社高校の家政科に進学させてよかったとのことでした。
 もう一つ、総社高校で感動したことを紹介します。それはあいさつです。子どもたちは幼い時には元気よくあいさつしていたのに、成長するにつれあいさつをしなくなってしまいます。しかし、総社高校の生徒さんは自分から「おはようございます。」「こんにちは。」とあいさつをしてくれます。私は生徒さんの方からあいさつをされた時に、“あいさつってこんなに爽やかな気持ちにしてくれるんだ”と感じました。日頃から、先生が勉強だけでなく、あいさつの大切さも指導してくださり、先生方も進んであいさつをされているからだと感じました。もちろん『あいさつ運動』の取組の成果も出ているのでしょう。
 勉強や運動だけでなく豊かな人間性を育ててくださる総社高校に息子を進学させてよかったと思っています。ぜひ皆さんも総社高校にいらしてください。

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