「探究学習」教員研修~チームビルディングとファシリテーションスキルを学ぶ~

 7月4日(月)、NPO法人だっぴ代表理事の森分志学さんをお招きして研修を行いました。
今回は、総合的な探究の時間や進路指導で生徒にうまく伴走できるように、ファシリテーションスキルを身につけるという内容でした。
研修では、教員側が学習者となり、「総社市のふるさと納税の返礼品を考えよ」というミッションを達成する中で、必要となる手立て、求められる立ち居振る舞いを自ら見いだしていきました。
 最初に、住んでいる地域ごとでグループをつくり、どんどん返礼品のアイデアを出しあい、その後、「自分が欲しいもの」「役に立つもの」「納税者が増えるもの」などの基準を設けてアイデアを1つに絞りこみました。次に別のグループの人とペアをつくり、アイデアをブラッシュアップするための問いかけを行いました。聞き手はメモ用紙に相手の話を構造化しながら聞きます(ココがポイントです)。これを2セットくりかえして、また最初のグループに戻ります。そして、問いかけられたことを振り返りながら、「最終返礼品案」「これから更に調べること」「価値や意義の問い」の3つにまとめて終了。
 今回は教員が生徒の立場になって研修を行ったので、どのような声かけや発問が生徒に有効なのかを体験から知ることができました。また各グループからは、とてもユニークな魅力ある返礼品のアイデアが出されました。今度先生に聞いてみてくださいね。

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